
スポーツコースを除く高校2年生が探究学習の集大成「政策発表」を行いました。
本校では、高校2年生が「学校や地域をよりよくする政策」について1年間かけて議論を重ねてきました。今回の発表会では、クラスごとの代表選を勝ち抜いた6グループが、中学3年生から高校2年生の前で政策を発表。発表後には、「最も実現したい」と思う政策に投票する模擬選挙を実施しました。また、保護者のみなさまにも政策発表会のようすをご覧いただくために、YouTubeでのライブ配信も実施しました。
選挙管理委員会との連携で、より実践的な学びに!
今年度の発表会も、和歌山県・橋本市の選挙管理委員会にご協力いただきました。
発表の前には、選挙管理委員会の方から、選挙のしくみや投票先を決める際の視点についてのレクチャーがありました。生徒たちは、選挙の意義をより深く理解したうえで、発表を聞き、投票に臨むことができました。さらに、発表後には、実際の選挙で使用される投票用紙・記載台・投票箱をお借りし、本格的な模擬投票を実施。中学3年生は、受付・投票立会人・開票管理者などの役割を担当。投票者数と投票用紙の数が合わないというトラブルもありましたが、投票所スタッフとしても活躍しました。投票の合間には、選挙管理委員会の方に「プチ選挙講座」として、最多得票数獲得者が2名いた場合はどうなるのかなどをレクチャーしていただいたり、投票を終えた初橋生にインタビューしたりと充実した投票をおこなうことができました。
最多得票を獲得したのは...?
開票作業の結果、**2年1組「日曜終わるの許Sunday」**の政策が最多得票を獲得!
1位となったチームの政策は、4月から全校で実現に向けた取り組みを進めていきます。
探究活動を通じて、学校・地域をよりよくする力を育む
今回の政策発表会を通じて、生徒たちは、**「自分たちの学校や地域を、自分たちの手で民主的に変えていく」**という貴重な経験をしました。 政策を考えることの難しさや、説得力のある提案をするために必要な力を実感し、またひとつ成長する機会となりました。
来年度は、どのような政策が提案されるのでしょうか? 今から楽しみですね!