
高校1・2年生のスポーツコース探究学習発表会が行われ、各クラスの予選を勝ち抜いた8チームが発表を行いました。
スポーツコースの探究学習では、「自らの専門種目・分野に役立つもの、興味があるもの」をテーマに学習を進めています。今回の発表では、以下のような多様なテーマが取り上げられました。
●ストレッチの重要性
●陸上競技 ~早く走るために必要なこと~
●スポーツと炭酸飲料の関係
●深い睡眠をとるための生活習慣
●スポーツと健康
●日本人と外国人の違い
●日本サッカーの歴史
●パラリンピック
興味深い発表内容が続々!
たとえば、「スポーツと炭酸飲料」の発表では、「炭酸飲料はスポーツ選手にとって悪影響?」という一般的なイメージに対し、「何を・いつ飲むかが重要で、適切に摂取すればメリットもある」という新たな視点が紹介されました。
また、「日本人と外国人の違い」についての発表では、日本人とアメリカ人の骨盤の傾きや筋肉のつき方の違いがパフォーマンスに与える影響、さらに陸上の桐生祥秀選手とウサイン・ボルト選手の食習慣の違いを比較し、日本人選手が世界で戦うための工夫について考察がなされました。
そのほかのチームからも、スポーツに関わる興味深い発表が続き、生徒たちは互いの発表に耳を傾けながら新たな視点を学んでいました。
探究の学びを日々の練習へ
発表会の最後には、体育科主任より
「発表を聞いて感じることは人それぞれ違っていい。大切なのは、そこで得た気づきを来年度の探究学習や日々の練習、生活にどう活かすか」 というメッセージが送られました。
主体的かつ協同的な学びを目指す探究学習。この発表会で得た学びを、日々の部活動やトレーニングにも活かしながら、さらなる成長につなげてほしいと思います。