1日目 防災セミナー(7月24日)
中学校では、夏期の午前中授業期間の4日間を使い、中学生全員が「夏期プログラム」にチャレンジします。今年は、「防災」「絵画」「地域」「科学」の四つのテーマに取り組みます。
7月24日の一日目は自衛隊和歌山地方協力本部 橋本地域事務所の方々に協力していただいて「防災セミナー」を行いました。
1時間目は「防災講話」。橋本地域事務所所長の米澤さんから災害時の自衛隊の活動と、自助・共助の大切さについてお話していただきました。 |
2時間目からは、学年毎に「救急法Ⅰ」「救急法Ⅱ」「ロープワーク」の三つに分かれての講習を受けました。
「救急法Ⅰ」では、心肺蘇生法とAEDの使い方を学びました。実際に人命救助に当たられている隊員の方の指導のもと、みんな真剣そのものでした。
「救急法Ⅱ」では、身近なものを使っての救急法を学びました。タオルや雑誌を使って止血や固定をしたり、毛布や上着を使っての怪我人の搬送する方法など、いざというときにすぐに役立ちそうな知識ばかりでした。
「ロープワーク」では本結びともやい結びを学びました。災害現場や避難所など共助の場面でできると便利な結び方です。もやい結びには手こずる生徒もたくさんいましたが、最終的には自分の体にロープを巻いてのもやい結びができるようになりました。
この日の「防災セミナー」を受けて、「今日習ったことは、今日はすんなりできたけれど、いざもしもの時が訪れたらあせってできなくなるんだろうなと思いました。そのために時間があるときに練習してみたいです。この防災セミナーで人の命の大切さを学ぶことができました」等、たくさんの大切なことを学ぶことができました。