プログラム11日目、Wainui Schoolで過ごす最後の日となりました。今日は朝から激しい雨が降りました。それでも、ホッケーの朝練はとても熱心に行われています。
午前9時、今日は高学年(7,8年生)との交流授業です。4つのアクティビティを用意していただきました。
こちらは8/6(火)にもお伝えした、校内に生えている葉っぱを使った作品作りです。花の模様を作るのですが、裏返しを繰り返して織り込んでいく工程に、少し苦戦しました。余談ですが、これを作るとき「behind(ビハインド)」という単語をよく聞きましたが、これは「裏返して」という意味でした。日本だと「追いかける」という意味で使うことが多いのですが、確かに「裏返して」という意味を持つ単語だけに、日常会話から英単語をマスターできる好例だと思いました。
またWainui Schoolでは、動画を授業で上手に活用している光景がよく見られました。
こちらは、調理実習です。パンケーキを作りました。材料は卵、小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーなどとシンプルながら、できたパンケーキは味わい深い仕上がりでした。プラムジャムとバターでいただいたのですが、このバターが腰を抜かすほど美味でした。それにしても、ニュージーランドの乳製品は最高です。
ここからは、体を動かすアクティビティ2つです。まずは、昨日も登場した「ハカ」と「ポイ」です。ちょうど昨日の復習になりますね。
次は、ダンスです。やはり、動画のお手本を見ながら踊るのですが、ほぼ休憩なしで次から次へと踊ったので、かなりハードでした。でも、みんなとても楽しそうでしたよ!
それでは、今日も「画像詰め合わせ」です。画像右上から時計回りに、「やや過密な遊具」「7/31(火)に見た羊が大きくなっていると思い、世話をしている子どもたちに声を掛けたら、実はヤギだった」「ポップコーンを、お箸で食べる女の子」「お腹いっぱいになったので、近くの子に自分のバナナをあげようとしたら断わられたが、なおも追いかけたので、周りからたしなめられる」
午前11時30分、今度は低学年(0,1年生)との交流授業です。先にお伝えした通り、日本で言えばまだ幼稚園や保育園の園児の年齢です。マオリのアニメを一緒に見た後、アニメに出てきたものを一緒にお絵かき、そしてリズムに乗ってのダンスです。この年齢は、こういったことが大好きです。優しいお兄さん、お姉さんと一緒にできてよかったね。
午後1時45分、ホールにてFarewell ceremonyが始まりました。
また、すべてのホストファミリーも来られました。両国の国歌斉唱のあと、Wainuiの子どもたちによる「Kapa haka」の披露がありました。昨日お伝えした、マオリ伝統の舞踊です。いつ見ても、心が熱くなります。
団長・元山くんによるお別れのスピーチ(もちろん、すべて英語で。彼は今回、立派に団長の務めを果たしました)です。心のこもった、いいスピーチでした。
本校の生徒が全員登壇して、お別れの歌「上を向いて歩こう」を歌いました。ご存知のように、海外では「Sukiyaki song」として知られています。
ホストブラザー&シスターから、お別れの言葉です。お互い、感極まります。
Wainui Schooiから、記念のポロシャツと「卒業証書」が渡され、「Farewell ceremony」は終了しました。
Wainuiの子どもたちが、何度も何度も日本語で「さよなら」と言っていたのと、みんなでダンスを披露してくれたのを見ると、私も涙がこらえられませんでした。
終了後も、名残惜しく... この年齢で、国を越えた友情ができたこと、素直にうらやましく思います。
午後3時、いつもなら下校の時間ですが、今日は「Farewell party」です。たくさんのお菓子・ピザ・ミートパイ・アイスクリームなど、食べきれないくらいのおもてなしをしていただきました。と言いつつ、子どもたちに用意された食べ物は、30分ですべてなくなりました。みんなで想い出を語りながら食べれば、あっという間だよな。
午後3時45分。生徒たちはホストファミリーと帰宅、最後の夜を過ごします。たくさんのお土産と想い出を、スーツケースに詰めながら...。