TKG COMSOL 2024に参加しました。

12月27日(金)、東京都立多摩科学技術高等学校(SSHⅢ期・科学技術人材育成重点枠指定校)主催の TKG COMSOL 2024の研修に、本校生徒が参加しました。

午前中は、研修に参加した生徒たちの自己紹介と、最先端の汎用工学シミュレーションソフト(COMSOL MULTIPHYICS)の初心者向け研修が行われました。午後からは、実際にこのシミュレーションソフトを用いて、CPUの冷却構造の形状、使用する材料、冷却する気体の種類などをどのような組み合わせにすることが効率的なCPUの冷却につながるのかを、研修に参加した生徒たちでグループワークを行いました。

その後、各グループの代表生徒が効率的な冷却方法について発表しました。どのグループもしっかり発表でき、シミュレーションソフトの活用について理解できたようでした。

シミュレーションソフトを活用することで、視覚的に捉えにくい流速、圧力、温度などのパラメータを視覚化することで課題の初期発見につなげることや、実験や試作にかかる費用、時間を削減でき、コンピュータシミュレーションが産業の様々な分野で利用されていることも知ることができました。

最後に、講師の方からの環境問題等へのシミュレーション活用事例を紹介してもらい、他県の生徒たちとの交流も含め、充実した研修になりました。

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