ICRF2025(国際共同研究フェア)で海外校との共同研究成果を発表しました。
1月11日(土)、立命館高校主催のICRF(International Collaborative Research Fair:国際共同研究フェア)がオンラインで開催されました。本校から高校2年生の5名の生徒が参加、1学期から海外の学校とともに進めてきた研究成果を発表しました。
本校は、国際共同研究をSSHの研究テーマの一つに位置付けています。その理由の一つは、昨年度、まだSSHの指定を受けていない中、立命館高校からのお誘いに応え、和歌山大学、国立天文台、和歌山県 紀美野町立 みさと天文台の研究者の方々の応援をいただきながら、School of Science and Technology(シンガポール)の生徒2名と共同研究で頑張りきった3名の高校1年生(現高2生)の奮闘があったからです。オンラインを用いた英語での話し合い、研究テーマや研究の進め方、発表の仕方などを決めていく、国際共同研究はそれ自体がハードルの高い挑戦です。現代社会に貢献している研究はほぼすべて、国や言語、文化の違いを超えて人々が協力し合ってもたらされています。高校生の段階からそれを体験していくことは、大学での学びに役立つのみならず今後のキャリアや生き方に大きく影響を及ぼすことになるでしょう。
昨年度のICRFで発表した『21cm水素線で銀河を計測する』のスライドの一部です。
今年度は、下の表にあるように、4つの分科会に各8チームからの発表がありました。本校の発表は高2のアドバンスト英数コースの生徒5名の2チーム(A-5、C-6)が参加、発表してくれました。国内校も海外校も多彩な顔触れです。研究テーマも現代社会の課題を反映して環境問題や生態系、エネルギー問題など持続可能な社会創造に関わるもの、あるいは理数の学びをより楽しく深めていくためのアイディアなど多様なものになりました。
まず、1チーム目は、生物分野の共同研究で、
『
次の2チーム目は、数学分野の共同研究で、
ICRPの修了書を頂いた5名です。花上校長先生からよく頑張りましたと労いの言葉を頂きました。
本校のSSHの探究活動では、今後も世界の生徒とともに未来を考える取組みを強化していきます!