8月2日から2泊3日の旅程でインターアクトクラブが能登での国内研修をおこないました。
今回の研修は和歌山・南大阪にある9つの学校のインターアクトクラブの生徒・顧問、ロータリークラブの方など総勢約60名での研修です。
新大阪駅に集合して出発式をおこない、一路、金沢を目指します。敦賀・金沢間は今春開業した北陸新幹線での移動でした。金沢駅からは、最初の研修会場である白山市の佛子園に移動。 こちらでは、今年元旦に発生した「能登半島地震」における被災地支援の活動や現在のようすなどを白山ロータリークラブの方に生の声としてお聞かせいただきました。
今回の震災での復興支援が遅れている要因の1つが「道路の寸断」であるという話が最も印象に残ったと参加者の一人は話してくれました。初橋がある和歌山県でも「南海トラフ」が発生した際に、白浜や新宮など海沿いの地域へ行く道が寸断され、支援物資の到着や復旧などにかなりの時間を要すると予想されているそうで、本当に他人ごとではないと実感したそうです。
震災に関するお話をお伺いしたあとは「トレインパーク白山」へ。 新幹線が高速で走行できる理由や雪への対策など、新幹線の優れた技術と安全についての取り組みを学んだり、展望デッキから間近に走り抜ける新幹線を見学したり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
その後は本日の宿泊先である羽昨市千里浜へ向けて北上します。道中には日本で唯一、車で走行することができる「千里浜ドライブウェイ」をバスで走行しました!なぜ、この砂浜は車での走行が可能なのか、気になる方は調べてみてくださいね!しかし、この千里浜も年々、砂浜の幅が狭くなっており、その保全活動のお手伝いも今回の研修内容の1つになっています。
宿泊施設に到着後は本日最後のプログラム「班別研修」。 学校や学年などがバラバラのメンバーで構成された班ですので、まずは自己紹介。そして、それぞれが今日一日を通して学んだことの共有や、明日おこなうレクリエーションについての話し合いがおこなわれました。
今日は移動が多く、初日という緊張感もあったと思います。 明日に備えて、ゆっくり休んでほしいと思います!