インターアクトクラブの国内研修2日目です。
今日は昨日バスで通った「千里浜海岸」の清掃活動からスタートです。
その後、県の職員の方から「千里浜再生プロジェクト」について教えていただきました。千里浜は世界的にも珍しい車での走行が許された砂浜です。では、なぜ車での走行が可能なのでしょうか。それはこの砂の粒の大きさが約0.2㎜と、一般的な砂浜の砂の半分くらいの大きさであること、その砂が海水を含むことで引き締まり「ダイラタンシー」という現象が起こっているからだそうです。そんな貴重な砂浜の砂が波の浸食作用や海面上昇が一因となって砂浜の幅が狭まっているというのです。そこで、このプロジェクトの一環として「一人一砂運動」にも全員で参加させていただきました。
午後からは七尾市にある「のどじま水族館」へ。途中で和倉温泉の近くを通ったのですが、七尾市といえば震災の被害がとても大きかったエリア。屋根から落ちた瓦や建物が傾いてしまっている旅館、隆起している道など震災の爪痕が生々しく目に飛び込んできました。水族館でも震災の影響で水温調節ができずに飼育していたジンベイザメが亡くなってしまったり、イルカをはじめとしたさまざまな生き物をほかの水族館に引き取ってもらったり、震災の影響を水族館で感じるとは思わず、その影響の大きさを痛感しました。
宿舎に帰ってからは、班別のレクリエーションを実施。
前日から班ごとに企画を練り、引率の大人も楽しめるゲームなどをおこないました。
いよいよ明日は最終日です。明日は、どんな学びが待っているのでしょうか。