入試トピック

夢を追いかけて

 1月以降、中学校入試が本格化し、6年生の子どもたちは内部系列中学校をはじめとした中学校受験に挑みました。6年の教室に空席が目立つのも、ひとり一人が夢を追いかけて頑張っている証。笑顔で戻ってくると待っています。この時期、担任の先生や子どもたちの表情を見ては「やった、○○君は第1希望がかなったんだ」「○○さんは自分の思うようにならなかったんだ」と悲喜こもごも、考えをめぐらせています。
 「小学校から中学校へはまだまだ通過点、どの中学校へ行っても、同じように教育を受けることはできます。何よりも、大切なのは進学する中学校で何がしたいか。夢を追いかけて頑張ることです。」と子どもたちには伝えています。中学受験だけがすべてではないと、みんなもわかっているんです。とは言え、めざす中学校に合格することが今の自分の夢であり、第1希望の学校に行けるか行けないかはこれまでの頑張りの結果であることも事実です。「どうか、ひとり一人の夢がかないますうように」と願わずにはいられません。
今年の6年生にとっては新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けました。3ヶ月間の休校があり、学校再開後は新しい生活様式で学校生活を送ることで精一杯、授業時間が増えて、課題も増えました。多くの学校行事は中止になるなど、苦難の連続でした。受験までの気持ちに余裕がなくなったり、焦ったりしたこともあったでしょう。それでも、一人も病気に負けず受験に挑めたことは、立派でした。本当によく頑張ったと褒めてあげたいです。いつものように6年の教室を覗いてみると、ほとんどの席が埋まっています。受験がほぼ終わり、教室にも活気が戻っていました。
最高学年として、優しくて、強くて、かっこいいお兄ちゃんやお姉ちゃんが戻ってきてくれてうれしい限りです。あなたたちの姿を5年生以下の子は見ています。1年生にとっては憧れなのです。ひとり一人がヒーローであり、ヒロインです。
みんなの夢が叶いますように! 卒業までの1日1日も大切に過ごしてください。

中入試3.jpg

DSC01940.jpg

DSC01942.jpg

DSC01936.jpg

一覧へもどる