入試トピック

主体的に学ぶ
グループ・ペア学習

学び合う学び、学び合う教室を求めるため、
私たちは「グループ・ペア学習」を取り入れ、
学び合う授業を展開しています。「教師による教える授業」から
子ども主体の「子ども同士が学び合う授業」へ。
それこそが、私たちのめざす「主体的、対話的で深い学び」です。

授業のようすをCHECK!

はつ小のグループ・ペア学習
3つのポイント
POINTS

POINT1

聴き合い・認め合い・高め合い、
課題と向き合う

聴き合い・認め合い・高め合い、<br>課題と向き合う

学びは聴くことからはじまります。他者の言葉を聴き、自分の考えとすり合わせ、対話をする。それは他者との対話であり、自分との対話でもあります。他者、自分との対話を通じて高め合い、課題に向き合う力を養います。

POINT2

教え合いではなく学び合い

教え合いではなく学び合い

教えるという行為には、「教える→教えられる」という関係が生まれ、学び合いをめざす意味では、決して望ましい関係とは言えません。子ども同士が対等な立場で安心して学びに向かうことが大切であり、そんな教室でこそ学び合いが生まれます。

POINT3

一斉授業からの脱却

一斉授業からの脱却

教師が子どもに何か教えることを中心に授業が展開するのではなく、「学ぶのは子ども」という基本にたって授業が展開されることが大切です。与えられた課題に、子どもたちが知恵を出し合い、思考し、学び合いを繰り返し行うことが重要です。それは少人数でこそ可能になります。

コラムCOLUMN

なぜ、グループ・ペア学習が必要なのか。

なぜ、グループ・ペア学習が必要なのか

現在の社会は、多種多様、様々な人々が集まって暮らす社会です。ICTの発展により、国を超えて色々な人と交流したりビジネスを行ったりしなければなりません。また、世の中には、答えが一つではない難しい問題がたくさんあります。そのような問題に対して、多くの人と協力し解決していかなければなりません。そのためには、相手の話を聴いて様々な考えを認める力、豊かなコミュニケーション能力、問題を多角的にとらえる視点が必要です。本校では、普段からグループ・ペア学習に取り組み、このような力を育てていきます。

グループ・ペア学習×プログラミングのコラボ授業

グループ・ペア学習×プログラミングのコラボ授業

プログラミングしていくなかで必ず生まれるのが、失敗です。失敗はたくさんの課題を子どもたちに与えてくれます。課題を解決するために子どもたちは思考します。このとき、普段からグループ・ペア学習を行っている本校の児童は、自然とペアやグループになり友達と協力して課題の解決にあたります。いろいろ試行錯誤し、課題を友だちと話し合うことで多くのことを学んでいきます。そして、課題を解決することで、グループで活動することの良さや楽しさを感じるのです。

プログラミングについて

教員からのメッセージMESSAGE

研修部長
本田 寛史

「対話」を重視した教育が育む、他者と信頼関係を築く力

グループ・ペア学習とは、授業で出た課題に対し一人だけで思考するのではなく、友達と話し合い意見を戦わせながら考えを深める学習方法です。はつしば学園小学校では全学年の授業で導入しており、教育のかなめとして重視しています。この学習により児童たちは自分一人では得難い多様な視点を取り入れ、豊かな想像力を育みます。また授業では「分からないことは素直に友達に聞く」こと。そして、「聞かれたら優しく教えてあげる」ことを繰り返し教えています。なぜなら相手の話をきちんと聞き、理解し認め合うことは、相手との信頼関係を築く上で重要な最初の一歩だからです。卒業後、児童が他者を敬い協調性をもった人間となることができるよう、全教員が日々指導に力を入れています。

グループ・ペア学習の授業事例CLASS

ペア学習

ペア学習

1年 国語

国語では、2人で一つの教科書を交互に読むペア読みを行います。相手の読みを聴き、自分の読みを聴いてもらうことで、1人で読むよりも文章を深く味わうことができます。

グループ学習

グループ学習

5年 道徳

グループで友だちの考えを聴くことで、自分の考えを深めたり、新しい視点を見つけたりすることができます。高学年では、グループを中心に友だちと共に学び合います。