暖かい日差しが校舎を照らし出しています。
本日、2022年度始業式を迎えました。5日の入学式の日には満開だった桜は、今では散り始め足下に桜の絨毯ができています。
虹の階段を降りて渡ってくる子どもに挨拶を交わしながら、「今年度もよろしくね!」「みんなでがんばろうね」との思いを強くしました。
始業式では東井義雄先生の「心のスイッチ」を引用し最初のお話とさせていただきました。
皆さん、入学・進級おめでとうございます。いよいよ、2022年度のスタートです!
先生は、みなさんが来ることを心待ちにしていました。みなさんも、どんなクラス、どんな友達、どんな先生になるかドキドキして登校したのでしょう。新しい学年は、新しい出会いから始まります。今は、新しいクラスの教室でお話を聞いてくれていますね。
さて、今日は、新しい1年の最初の日です。そこで、この詩を紹介します。
「心のスイッチ」 東井義雄
人間の目は ふしぎな 目
見ようという心がなかったら 見ていても 見えない
人間の耳はふしぎな耳
聞こうという心がなかったら 聞いていても 聞こえない
頭も そうだ
はじめから よい頭 わるい頭の 区別が あるのではないようだ
「よし、やるぞ!」と
心のスイッチが入ると
頭も 素晴らしいはたらきをしはじめる
心のスイッチが
人間を つまらなくもし すばらしくも していく
電灯のスイッチが
家の中を明るくし 暗くもするように
今日は、皆さんの心のスイッチが入る日です。心のスイッチが入ったら、次は、自分の足で歩き出すことが肝心です。一歩一歩、自分のペースで確実に歩き出しましょう。私は、皆さんが大人になったとき、子どもに戻ってもう一度やり直したいだとか、あの時こうしておけばよかったなど、そんな後悔をしないように、今を一生懸命、生き抜いてほしいと願っています。新しい1年を素晴らしいものにするのは皆さん自身です。 この後、担任の先生と、この詩をぜひ読んで、話をしてみてください。
新型コロナウイルスに関しては、感染者はまだまだ少なくなっていません。この後も、増えるかもわかりません。皆さんは、これまでと同じように、検温や手洗い、消毒などを心がけるようにしてください。そして、体調が悪い時は、無理をせずに学校を休むようにしてください。
新しい1年を健康で、笑顔で元気に過ごせるように、頑張りましょう。