入試トピック

平成30年度がスタートしました!

4月5日(木)には1年生82名を迎え、第16回入学式を挙行しました。そして、4月9日(月)には、始業式があり、全校児童509名で平成30年度をスタートしました。以下は、始業式で話した内容です。テーマは【夢と目標】でした。

平成30年度 1学期始業式

皆さん、入学・進級おめでとうございます。いよいよ、平成30年度のスタートです!
たった、2週間の休みでしたが、先生たちは、皆さんが来ることを心待ちにしていました。新しい学年が始まり、どんなクラス、どんな友達、どんな先生になるかドキドキしていることでしょう。
今日は、新しい年度の始まりなので、「夢」と「目標」について、お話しします。
この人を知っていますよね。44歳になった今も、現役大リーガーとして活躍している鈴木イチロー選手です。今年からは、マリーナーズに戻り、先発選手になって頑張っています。
この人は、こんなことを言っています。「夢は大きく、目標は手の届くところに」です。どういうことか考えてみましょう。イチローは、この言葉について、こう説明しています。
「いきなり高い目標を設定すると、その目標と今の自分とのギャップを目の当たりすることになりますよね。すると『どんなに努力しても、これは自分にはとても無理だ』という気持ちの方が強くなって、意欲がどんどん低下していくんです。けれども『今の自分には無理だけど、ちょっと努力すれば達成できそうだ』という目標だったら、頑張ることができます。その結果、目標を達成できたら、それが喜びや自信となって、もっと頑張ることができるんですよ」目標は、ちょっとだけ背伸びをしたら手が届くところに置き、1ステップずつ階段を上がっていくイメージです。しかし、目標とは対照的に夢や理想は大きく持つ、というのがイチロー流です。
もう一人、この人も知っていますね。今年から大リーグのエンゼルスに入団し、ピッチャーとバッターの二刀流で活躍している、大谷翔平選手です。この選手は、こんなことを言っています。「ハードルが高すぎると目標が見えなくなっちゃうし、自分に届きそうで届いていない数字を目標にするのがベスト」これって、イチロー選手の言っていることと似ていますよね。また、大谷選手は、高校の時に、こういうものを作っていたそうです。目標達成シートです。このとき既に甲子園が目標ではなく、プロ野球のドラフト1位を目標としてあげてあります。そのために、なすべきことが計画として書かれていますね。ここに書かれていることを見ていると、当時、大谷選手が考えていた大事なこととは「心・体・技」です。心技体がバランスよく成長できることが大切だと思っていたのです。そして、高校3年の時には、こんなことを書いていました。「俺がこの道の開拓者になる」や「夢は近づくと目標になる」...、この時には大リーグの選手を目指していたのでしょう。
みなさんも、1年の始まりに当たり、ぜひ、「夢」と「目標」を立ててください。そして、立てたら先生に聞かせてくださいね。

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