入試トピック

自助・共助・公助

台風21号の近畿圏通過から1週間が経ちました。また、6日(木)には北海道胆振北部地震がおきました。その影響により多くの方が犠牲になり、今もなお、多くの方々が避難生活を余儀なくされています。改めてお見舞い申し上げます。

本校におきましても台風21号の影響により去る4日(火)と5日(水)の2日間を休校とさせていただきました。4日(火)の休校については、前日より公共交通機関の多くが運休を発表しており台風の接近通過も確実だということで判断をいたしました。また、5日(水)については、予想に反して交通機関(特に南海電鉄)の運休が大きく影響をしました。さらに、校内は前日の台風の影響で多くの木々が散乱していました。こんなことは、開校以来初めてでした。超大型台風の脅威を感じました。5日は、全教員で1日かけて後片づけをしました。そういった意味でも、休校とさせていただき良かったと思っております。

さて、本日は全校朝礼を行いました。2学期になってから初めて全校児童が同じ場所に集いました。そこで私から話をさせていただいたのは「自助・共助・公助」についてでした。話をする前に、「家が何か壊れたとか、停電になったとかありますか」と尋ねた所ほぼ全員が手を挙げていました。中には断水だったという児童もいました。「災害はいつ何時、どこで起きるかわからない」ことを前提にして、その時どうするべきかは、一人ひとりが考えておくべきだと思います。学校や家にいる時などはまだしも、登下校中や外出中に起きることも想定し、まずは「自助」(自分の命は自分で守ること)は小学生でもできるようになって欲しいです。また、その上で「共助」(町内・地域で助け合う)につながれば良いと思います。ちなみに「公助」(国・自治体で取り組むこと)も紹介しました。最近の災害では「○○ぶりのできごと」や「今までにあったことのない○○」「初めての○○」が多くあります。それだけに、日頃からの備え、家族での話し合いが必要だと思います。学校でも、非常食や防災備品などについて若葉会(保護者会)と連携し防災について随時話し合ってまいります。

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