入試トピック

「夢」をかなえるために

去る13日(火)の全校朝礼で、以下のような話をしました。小学校だより(11月号)でも述べましたが、子どもたちの成長の過程でトライ&エラーは必要なのです。だからこそ、その後の切り替え方や立ち直りの仕方がさらに大事になっています。そんな思いを持って、子どもたちに話をしました。

みなさん、テストが思うようにできなかったり、試合で負けたり、コンクールで落選したりして、落ち込むことは誰にでもありますね。特に、6年生は中学受験に向けて毎日頑張っていることは先生も知っています。「自分は周りの人より、劣っているのではないか。いくら頑張ってもだめで、自分だけがどうしてこんなに苦しい思いをしなければならないんだ」などという気持ちを持つこともありますよね。そんなときは、「今自分は、何のために頑張っているのか、自分はどうしたいのか、どうなりたいのか」と考え直してみることです。つまり、何を目標に努力するべきなのかをはっきりさせることが大切なのです。

この人(大谷翔平の写真)を知っていますよね。前にも紹介したことのある、大谷翔平選手です。大リーグのエンジェルスで活躍し、新人王の最有力候補とされています。「二刀流で、不可能と思われた期待に応え、世界最高峰のレベルで投手、打者として優れた成績を収めた」選手であると世界中に人に認められています。(その後、本当に新人王を獲得しました!)この大谷選手が時速160キロの球を投げたときにインタビューを受け、このように言ったそうです。「(160キロは)ずっと目標にしていたし、それをチームメイトに伝えたり、紙に書いたりしていたからだと思います。そうやって、自分にプレッシャーをかけていないと努力しないので」皆さんも、大谷選手のように、紙に書いて、机の前の壁など、いつも目の届く所に張っておく。そして、毎朝毎晩声に出して読み上げる。そうすることで、やる気がわき上がってくるかもしれませんね。

人それぞれに、目標は違います。どの目標が立派でどの目標がだめと言うことはありません。そして、学校での勉強や生活目標は、人と比べるためでなく、自分の目標をかなえるためにあるのです。

そこで、先生も今の目標をみなさんに伝えます。先生の夢は「はつしば学園小学校を日本一の小学校にする」ことです。そのために、まず、このことからはじめます。 

① あたりまえのことを当たり前にする子を育てる(男の子はネクタイを襟元まであげる。出したものは片づける。給食のマナーを守るなど、具体的に話をしました)

② あいさつを毎日する(先生や友達、学校に来ているお客さんに対して気持ちの良いあいさつをしましょう)

今、児童会役員の人や学級委員の人があいさつ運動に参加してくれています。また、5年生が2号館エントランスの掃除をしてくれています。一人ひとりが、できることからやろうと言う、やる気が見られてとても嬉しいです。

みなさんも少々の壁に当たっても、あきらめることなく、自分が何をしたいのか、何をどうしたいのかを見直して、紙に書いてみましょう。そして、周りの人に伝えたり、自分で毎日唱えたりしましょう。きっと、その成果が結果となって現れてくると思います。

この話をしてから以降は、男の子のネクタイがとても格好良く整っていると感じているのは私だけでしょうか?

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