本日、全校児童による「卒業生を送る会」が行われました。１～５年生が待つ中、卒業生が入場します。照れくさい気持ちではにかむ子が多かったです。その後、１年生から順番に感謝の言葉や思いやりのこもった言葉・歌が贈られました。向かい合って座っている卒業生、初めは笑顔が多くありましたが、途中からは涙をこらえている様子で、何度も目をこすっている子が現れます。私は、その様子をみて、「何という優しい子達に育ってくれたんだろう」と思わずもらい泣きをしてしまいました。（子ども達には見つからないようにしました）卒業生からは、音楽発表会のリプレイで「サウンド・オブ・ミュージック」から、『ドレミの歌』が振り付きでプレゼントされました。在校生の思いと卒業生からのお礼の気持ちが溢れる、素敵なひとときを過ごすことができました。

今日の送る会で最も印象に残ったことは、「ありがとう」という言葉がどの学年からも出てきたことです。もちろん、６年生からも「ありがとう」と心のこもったあいさつがありました。お互いに感謝の思いを共通に持つことができること、"子どもって素晴らしい"と感じました。

６年生は、卒業まで後６日。この時期になると、一人ひとりに感情の違いが出てきます。「もうすぐ小学校生活が終わり、みんなとも別れなければならない」と思ってすぐに泣き出しそうになる子。「来る中学校生活が楽しみで仕方ない」とはしゃいでしまう子。「一日一日を大切に過ごさないといけない」との思いで全ての活動に真剣な子。様々な思いが交錯しながら、毎日が過ぎていきます。今週に入り、５日（火）・６日（水）は６年生と思いでづくりのためのスポーツ大会が行われました。子どもが考えたルールで、各学年の子ども達とドッジボールをして交流しました。ゲームをし終えた子ども達はみんな「面白かった！楽しかった！」と笑顔で戻ってきました。その笑顔が最高に好きです。

こんなに素敵な子ども達と一緒に過ごせる幸せを感じて、はつしばっ子に「ありがとう！」