入試トピック

平成30年度 3学期修了式

去る3月23日(土)、平成30年度修了式を行いました。今年度は、平成が終わりを迎えることで何かと「平成最後の○○ 」と表現してきました。今改めて、508名の子どもたちが卒業・進級したことに大きな喜びを感じています。

さらには、一人ひとりが「自分はこれができるようになった」や「こんなに賢くなった」と実感できていればもっと嬉しいです。

そして、来る4月にはそれぞれ進級し、また夢に向かって新しい仲間や先生と前進していくような子どもたちであってほしいと思います。保護者の皆様には、ご理解とご協力をいただき、たくさんの支援をいただきましたこと、厚くお礼申し上げます。そして、はつしば学園小学校の発展にこれからもご協力をお願い致します。

以下は、修了式の日に、子どもたちに話をした内容です。

みなさんは、この1年間、何日学校に来たのでしょうか。1年と5年は221日、2~4年は220日です。これだけたくさん学校に来て、みんなで勉強したり、運動をしたり、遊んだりしました。その間に、できるようになったこともたくさんできましたね。

先生も、みんなの前で様々な話をしてきました。そして、今日で平成30年度の最後の話で、今日が平成最後の修了式です。5月1日には新しい元号が始まります。

さて、これをみてください。○にはひらがな1文字がはいります。

  今○ら   今○ら    今○ら

はじめの「○」には、「さ」の文字が入ります。「今さら」となりますね。

では、次の「○」には何という文字が入るでしょうか。

二つめには「か」と言う文字が入ります。「今から」となります。

三つめは「な」がはいります。「今なら」となります。

平成30年度の最後に日だからこそ、皆さんに考えて欲しいことがあります。

1つめのように「今さら頑張っても仕方がない」などと、あきらめてしまったことはないですか。そう考えるよりも「今からでも遅くなはない」と前向きに取り組んで欲しいのです。そして、「今なら、できることはたくさんある」と考えてください。

「今さら」は、投げやりで、あきらめの言葉に

「今から」は、希望や期待のあらわれ。

「今なら」は、決意・勇気を表す言葉になります。

そして、「今」に「心」、すなわち「気持ち」を加えると「念」と言う漢字になります。

「念願が叶う」や「思いをこめて念じる」などと使います。どうぞ、「今から、心を込めて何かをしてください」

最後に先生の好きな詩を紹介します。坂村臣民の《念ずれば花ひらく》という詩です。

念ずれば 

花ひらく

苦しいとき

母がいつも口にしていた

このことばを

わたしもいつのころからか

となえるようになった

そうしてそのたび

わたしの花がふしぎと

ひとつひとつ

ひらいていった

4月からは、それぞれ一つ学年があがります。たった2週間ですが、この2週間でしっかりと、学年があがるという自覚を持つ時間にしてください。そして、4月からの目標を立てて、自分の花を咲かせる努力をしてください。

新学期も楽しい学校、いじめのない学校をめざして頑張りましょう。

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