入試トピック

本物に触れる(体験学習)

 新学期が始まり早くも1ヶ月余りが過ぎました。「平成」から「令和」へと時代が変わり、移りゆく自然と共に日本が大きく変わろうとしています。

 はつしば学園小学校は「未来を見据えた はつしば教育」を実践すべく、2019年度も子どもたちを応援してまいります。今年も「校長ブログ」のページで子どもや先生の様子、学校の様子をお伝えいたします。

 開校以来、本校は体験的な学びを大切にしてきました。今までにも狂言師和泉元彌氏をお招きして狂言の体験をしたり、茶道などを体験しました。昨年も噺家桂吉弥氏に来校いただき、本物の落語を聴かせてもらいました。今年は新たな取り組みとして、和楽器【箏(こと)】の演奏体験をスタートしました。去る13日(月)に5年生が初めて講習を受け、本日23日(木)には6年生が同じく1回目の講習を行いました。講師は生田流師範の先生です。講習を始めるにあたっては、全員分(30面)を購入し、授業中一人ひとりが箏に触れる時間を充分に確保しました。

 子どもたちは、初めて触る楽器に興味津々です。先生の発するひと言ひと言を聴き逃すまいと一生懸命でした。「すごい、完璧!」と声をかけてもらった瞬間の笑顔が最高に可愛かったです。お箏は3本の指で弦を弾くことで曲を演奏するのですが、頭でわかっていても指が思うようにいかず、リズムが崩れることもたびたびありました。それでも繰り返し練習するうちに音が揃ってくるのです。その不思議な感覚が子どもたちにも感じられたのか、ワンフレーズを演奏し終えて、音が揃うと隣の友達と顔を見合わせてニッコリする場面が多くありました。まだまだ、1回目を終えたばかりでどのように進んでいくか分かりませんが、きっと上手くいくと根拠のない感覚をつかみました。いつの日か、「校長先生聴いて!」と言いに来てくれることを楽しみにしています。

 また、低学年は先日からカブトムシの幼虫の飼育に取り組んでいます。一人1匹ずつペットボトルで飼育しサナギや成虫になるまでを観察します。さらに3年生はモンシロチョウの幼虫、4年生はメダカの飼育に取り組んでいます。一人ひとりの心に残る貴重な体験になれば良いと思います。頑張れ、はつしばっ子!

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