入試トピック

インタビューを受けました

 先日、5年生の子どもからインタビューを受けました。国語の単元「きいて、きいて、きいてみよう」で様々な人にインタビューをして、聞き手・話し手・記録などの役割を体験するというのです。そのため私がインタビューを受けることになったのです。子どもたちからは、事前にアンケート用紙を配布され「この中から質問をするので考えておいてください」と言われました。その上で、「またインタビューに来ますが、先生のご都合は、いつが良いですか」と、アポイントを取ってくれました。私たちでもそうですが、相手の予定を聞くと言うことはとても大事なことです。まず、この時点でとても好印象を受けました。

 そして迎えた当日、4人の児童が校長室を訪ねてくれました。ニコリと笑顔を覗かせる子がいれば、やや緊張した面持ちの子もいます。役割分担ができているらしく、記録係はノートと鉛筆を持っています。タブレットを持っている子はカメラマン役でした。インタビューの様子をカメラにおさめるそうです。準備はオーケー、いよいよインタビューの始まりです。......(沈黙)......、(しばらくして)「おい、早く質問しろよ!」と、催促が入ります。「ええっ、俺?」(なんだか様子が変です)「先生、ちょっと待ってください」と言って、廊下に出て行きました。このようなことも、体験ですね。とってもいいです。その後、仕切り直しのインタビュー開始。「おはようございます。今からインタビューをします。先生の年齢は、いくつですか?」(おや、そんな質問、事前アンケートには無かったけれど)「本当の年ですか?」「はい、もちろんです!」(子どもたちの目が輝いてきました)「57です」(予想通りだった子や意外だった子、様々な反応でした)「身長はいくつですか?」「好きなスパゲティーの味つけは?」「好きな野菜、嫌いな食べ物は?」等々、次々とテンポアップして質問が続きました。聞き手役の子、記録係の子、カメラを撮る子、役割分担もばっちりです。

 すべての質問が終了すると、「これでインタビューを終わります。ありがとうございました」(さすが、最後まできっちりとあいさつができていて、素晴らしい)子どもたちは、笑顔で教室に戻っていきました。後で担任の先生に聞いてみると、これからグループで聞いてきたことを新聞にまとめるそうです。楽しみです。頑張れ、小さな新聞記者!

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