音楽発表会まであと少し!

 師走を迎え、急に寒くなり本格的な冬の到来を感じます。

 本校の学校行事で運動会に並ぶビッグイベント、第17回音楽発表会(12月10日)が目の前に迫ってまいりました。練習は、最終コーナーを回りゴールをめざしてまっしぐらです。音楽科の先生はもちろん、学年の先生も最後まで手を抜かず、最高の演奏となるように子どもたちへの指導にも熱がこもっています。

 音楽表現を通して、子どもたちの成長を広く保護者の皆様に見てもらうことを目標に、4月当初より子どもにあった曲選びに時間をかけました。曲が決まれば、編曲が大事な作業です。使用する楽器のイメージをしっかりと持ちながら楽譜を仕上げます。と、ここまでは主に音楽科の先生の役割です。次に、どのような構想で舞台演出をするか?子どもたちよさをどのようなパフォーマンスで表現するかは、学年団の先生の役割です。最後、それを実際に表現するのが主役である子どもたちです。このようにして、三者三様の役割分担、協働があってこその音楽発表会です。

 練習を見に行くたびに、少しずつ、確実に表現力が伸びていると感じます。バラバラだった歌声や音色が一つになり迫力が増してきました。自分のことだけで精いっぱいだった心が、指揮者に集まり、周りを見る余裕と自信が生まれ、お互いの息遣いまでを感じることができれば、きっと最高に完成された演奏になるに違いありません。今から当日が楽しみでなりません。

 11月までは1名だったインフルエンザ罹患者が、2年生に一気に増え始めました。どうか、これ以上感染が広がりませんようにと願い、あと数日を過ごします。

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