入試トピック

はつしばっ子はすごい!

 本日、第17回音楽発表会をビッグ・アイにて開催し、たくさんの方々に見守られて無事に終了いたしました。ひとりひとりのがんばりが見ている人に多くの感動を与えてくれました。小学校に入学して1年に満たない1年生の堂々とした歌と合奏。"1年はかわいいだけで充分"ではなく、聴かせる音楽ができていました。曲想をしっかりとつかんで、リズム感も抜群でした。2年生は、直前になってインフルエンザが集中して発症し学年閉鎖の憂き目に遭いました。校内のリハーサルができず、大きな舞台でどこまでできるか心配は尽きませんでした。"やれるところまで、できればいいよね"と担任の先生とは話していました。その予想を大きく裏切る演奏に驚きました。音楽劇はせりふ回しもしっかりとできていたし、英語の歌は高学年かと思わせられました。子どもたちの力に改めて敬服しました。3年生は、しっとりした歌に挑戦し、見事に表現しきっていました。手話を入れながらの歌はついつい声量が小さくなりがちですが、そんなことはありませんでした。リコーダー演奏は低い音がきれいに出ていて曲想がバッチリ。世界に一つだけの花、そして世界に一つだけのリコーダー演奏でした。4年生になると、合奏がきれいにできていました。1年から続いた英語の曲もさすが4年生でした。合奏は唯一の和楽器を交えた曲です。『八木節』は過去にも演奏したことがありましたが、今年の作品は秀逸作でした。5年生は、群読から歌への移行が最高でした。感情移入が難しく高音部の多い曲でしたが、見事に歌いきってくれました。合奏曲カルメンはみんなが知っているだけに、テンポの速さがないと聴き映えがしません。今日の子どもたちは、それを克服して余りあるほどの演奏でした。曲の強弱にこだわったところもさすがです。そして、6年生は、中学受験真っただ中の時期ではありますがミュージカル『メリーポピンズ』を演じ切りました。30分という過去最長時間の作品になりましたが、どの場面でも役柄の表現を崩さず、見ているものを飽きさせることなくあっという間に過ぎました。最後、客席に出ていくという演出も最高でした。合奏曲『新世界』は誰もが一度は耳にした曲で、途中で曲想が変わり難しい曲でしたがその楽器の最高の音色を出そうとこだわって演奏できていました。

 音楽表現を通して、子どもたちが成長していることが感じられた、素晴らしい音楽発表会になりました。

 保護者の方を始め、たくさんの方々に見てもらうことで、さらに大きな自信となり、この日の思い出がいつまでも心に残る1日になるでしょう。いつもお子様を支えて応援していただいたことと存じます。ありがとうございました。

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