入試トピック

2019(令和元)年度 2学期終業式

『自分の成長を感じる・新しい年に向けて「夢」「目標」』

84日間の長かった2学期も今日で終わります。季節は夏から秋へ、秋から冬と進みました。

2学期には運動会や音楽発表会などの大きな行事がありました。一人ひとりの素晴らしい活躍や頑張りをたくさん見ることができました。特に、6年生は組み体操やミュージカルに挑戦し、最高学年として見事に演じきることができました。大きな行事を成功させるためには、みんなの心を一つにすることが大切です。何事も、あきらめずに一生懸命に頑張る姿は美しいのです。格好いいのです。ラグビーワールドカップの《ONETEAM》の精神です。「みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために。心一つに頑張る」みんながこの気持ちでとりくめば、もっと素晴らしい行事になると思います。それができた人は心の成長ができた人です。

 お休みしないことも大切だと先生は思っています。1学期から今日まで163日間の学校へ来る日がありました。1日も休んでいない人は119人でした。すごいことですね。「病気やけがに負けない丈夫な体を作ること」はとても大切なことです。体が強くなり立派に成長したことの証です。おめでとうございます。3学期も頑張ってください。

毎日の学校生活の中にも、自分の成長を感じることはできます。今から見せることで「できたこと」がいくつあったか数えてみてください。

  ①自分から挨拶ができるようになった  

  ②いつも、くつをそろえて靴箱に入れた               

  ③体操服をきちんとたたんで袋にいれた 

  ④掃除の時間、黙々と掃除をした

  ⑤宿題は忘れず、してこない日は一日もなかった

  ⑥勉強でわからないことあれば友だちに聞くことができた。友だちに聞かれたら優しく教えてあげた

  ⑦自分から友だちやみんなの前で発表することがふえた

  ⑧誰とでも仲良くし、けんかをしなかった。悲しんでいる子がいたら、寄り添ってあげた

  ⑨友だちやクラスのために役立つことができた

  ⑩「ありがとう」「がんばるぞ」「すごいね」「よかったね」などのプラス言葉がふえた

 10個のうち半分以上できたという人は素晴らしいです。できることがあるということに自信を持ってください。特に、高学年の人はあたり前にできるようになってほしいことばかりです。まだできなかったことがある人は3学期にはできるように頑張りましょう。

2学期の終わりは、1年の終わりでもあります。特に2019年は、平成が終わり、令和という新しい年が始まって最初の年。新しい天皇陛下が即位するなど、とても記念すべき年です。そして、次の1月1日からは令和2年が始まります。「1年の計は元旦にあり」という言葉があるように、その年の最初の日に夢や目標を考えることはとても大事だと言われています。みなさんもぜひ、「夢」や「目標」を立てるようにしてください。その夢や目標は3学期に聴かせてください。

最後に先生からの宿題です。学校で頑張ったように、家でも家族の役に立つ「お手伝い」をしてください。

明日からの冬休みを、家族で仲良く、元気に過ごしてください。6年生は受験に向けて最後まであきらめずに、頑張ってください。

令和2年1月8日、みんな揃って会えることを願っています。

以上、本日の終業式で子どもたちに話した内容です。

在校生保護者の皆さまには、本校教育活動に深いご理解と温かいご支援をいただきましたこと、心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

新しい年も、教職員一同、「すべては輝く未来に活躍する子どものために」を合い言葉に諸活動に邁進いたします。これからもよろしくお願いいたします。

皆さまも健康に留意され、心身ともに健やかに、新しい年を迎えられることを祈念しています。

2019.12.24

校長 加藤武志

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