昨日、内閣総理大臣による「緊急事態宣言」の発令方針が発表され、本日中にも発表される模様です。また、これを受けて、大阪府より私立学校への要請があるものと思われます。日本各地でコロナウイルスの感染者が確認されています。大阪でも日ごとに感染者数が増加している中では、やむを得ない判断であると理解はします。しかし、子ども達の家庭の様子を考えると、やるせない気持ちになります。本校では、既にお知らせしたように、登校日を設けられたことに、わずかな灯りを見つけ、全教員が子ども達を迎える準備をしておりました。それも、できなくなってしまったことに大きなショックを受けています。２年生以上の進級児童については、新しいクラスの発表ができず、新担任やクラスメートとの感動の出会いの場を設けることができないままの、休校措置に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

去る４日（土）には、９０名の新入生を迎え入れて入学オリエンテーションを行うことができました。わずか30分のクラス別、親子を分けての会ではありましたが、子ども達の笑顔を見ることができました。「子ども達の笑顔は最高」であることを、改めて感じましたし、私たち教員の喜びも、このことに尽きると感じました。

１日でも早く感染拡大が収まり、いつも通り穏やかな日常が戻ってくることを祈るばかりです。いつの日か、見えない敵、新型コロナウイルス感染症との戦いに勝って、明るく元気な笑顔が戻ってくることを願っています。