入試トピック

分散登校日・Zoom配信

 今週より登校日が始まりました。本校は、当初Zoomによる双方向型学習を始めるつもりで準備しておりましたが、大阪府知事の発表を受け、急遽、分散登校とZoom配信の2つの教育活動を実施することにしました。そして、14日から始まった分散登校は、本日すべての学年で1日目を終えました。まずは保護者の皆様のご理解とご協力に深く感謝いたします。おかげさまで、どの学年も出席率は90%を超えていました。5月の目標を「子どもとつながる」こととしていた私たちにとっては、子どもが学校に来て顔を合わせることができたことで、確実に1歩前進したように思います。画面を通して見ていた先生との出会いが、急に実現しました。どのクラスにもほどよい緊張感が漂っていました。ソーシャルディスタンスは充分に取りましたが、心と心の繋がりは近くなった気がします。あたり前のことですが、学校は子どもが1番似合います。笑顔もたくさん見ることができて嬉しい限りです。

学校生活が始まると言うことは、活動に応じたコロナ感染症予防対策が必要となります。このことは教職員で何度も話し合いをしました。3密の条件集中を回避することを前提に、様々な場面を想定して具体的に方策を考えました。検温や消毒の仕方やタイミング、1クラスを2つに分けて行う指導、トイレ使用時のソーシャルディスタンスの取り方などなど、数え上げればきりがないくらいにありました。これらの課題は学校再開後も続きます。今、考えられることを可能な限り対策するように努めてまいります。

 Zoomによる双方向型学習についても、8日のテスト配信以降、12日には無事にスタートできました。この点についても、環境設定などご家族の皆様のご協力に感謝するばかりです。回を重ねるたびに子ども達の操作能力はぐんぐん伸びています。教員も、様々な試行錯誤を行っています。学校休業が続く中、オンライン授業の効果や重要性が急浮上しています。ICT機器活用を教育活動の柱としている以上、遅れるわけにはいきません。これからも、こつこつ着実に歩を進めてまいります。

 3月の学校休業が始まって以来、子ども達の登校が連続してあるのは久しぶりです。来週以降は、分散登校日、Zoom配信による学習が2回ずつあります。また1歩前進できることを楽しみにしています。このように次が楽しみなのも、保護者の皆様の温かいご支援とご協力があるからこそです。保護者の方からマスクや非接触型体温計、アルコール液などをご寄贈いただきましたこともご報告させていただきます。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからも、保護者の皆様と手と手を携えて子ども達を支えてまいりたいと思います。

すべては、輝く未来に活躍子どものために

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