入試トピック

入試直前説明会・入試体験会

昨日(23日)、入試直前説明会・入試体験会を開催いたしました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年度は2回目にして最後の説明会となりました。また、幼児の来校については最初で最後となりました。猛暑が続く中での開催ではありましたが、100組を超える参加がありました。幼児には実際のテスト会場での入試問題体験、保護者の皆さまには入試問題の解答解説や傾向説明並びに、親子面接の質問内容や課題の提供と具体的な説明をさせていただきました。参加いただきました幼児や保護者の皆さまには厚く御礼申し上げます。入試まで約1ヶ月、コロナ感染対策はもちろん、熱中症に対する対策など困難が続きますが、健康と安全に留意してお過ごしくださることを願っています。

以下、私が冒頭でお話しさせていただいた内容を附記します。皆さまの出願をお待ちしています。なお、出願は9月17日まで行っています。(詳しくは募集要項をご覧ください)


みなさん、あいさつをさせていただきます。 (マイクを外して)おはようございます。はつしば学園小学校 校長 加藤武志です。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月以降学校が休校となりました。そのため、5月の学校説明会 体験入学、6月のオープンスクールを中止といたしました。7月には説明会をさせていただきましたが、お子様には学校にお越しいただくことができませんでした。そして本日、ようやくお越しいただき入試体験をしていただいております。お子様にとって、貴重な体験となることを願っております。また、保護者の皆さまにおかれましては、お忙しい中、はつしば学園小学校にお越しいただき誠にありがとうございます。
今回の入試に際して、本校が1番に考えたことは「受験者ファースト」がどこまでできるか?と言うことでした。休校期間中は、お子様や保護者の皆さまも外出自粛期間となり、多くの園が休園し、幼児教室等もほとんどがお休みだったと聞いております。学校へも訪問することができないため学校情報が乏しく、受験に向けての対策や準備がなかなかできないなどの不安が大きかったと推察いたします。
本校は、いち早く入試内容の変更を決定し、関係各方面に通知し情報公開をいたしました。また、出願開始を早めたのも、本校へ入学を希望する方に少しでも早く入試に関する具体的な情報を発信するべきだと考えたためです。7/8に【出願者専用ページ】を設け、「入試にチャレンジ」と題して動画を作成し、実際に今年の入試を想定した課題や問題練習をしていただきました。今までの動画配信はお役に立ちましたでしょうか? 9/9には最終回を配信します。


さて、本校は、創設以来「個性を大切に」を合い言葉に教育活動を進めてまいりました。一人ひとりの個性は違ってあたり前、だからこそ違いを比べるのではなく、入学してくるお子様の今を丁寧に見取ることを大切にしています。実は、冒頭の私のあいさつでもその方針の一端をお示ししておりました。
「おはよう...」のあいさつの時、言葉を先に言ってから、礼をいたしました。これは「語先後礼」といって「言葉を先に、礼は後に」という意味で、挨拶をする際に相手の目を見て、向き合って挨拶の言葉を発してからお辞儀をするという動作です。本校は全校朝礼で毎回しています。大切なのはその形よりも、相手に対する敬意と、心を伝える誠意があるかどうか?「丁寧な挨拶」とは相手に対する感謝や尊敬の表れと考えています。また、マイクを外してあいさつしたことにも意味がありました。このようにマイクを通して声を出すと、その音声は口元からよりも、むしろスピーカーを通して四方八方から聞こえてきます。いうなれば、相手はどこを向いていても別のことをしていても音声はよく聞こえます。しかし、マイクを外せば声は口元からのみ発せられて、話を聴こうとする人は自ずと声がする方を向くことになります。500名以上の全校朝礼や児童集会でもマイクは使用していません。授業はもちろん、すべての学校生活において大切にしている行動規範です。相手に寄り添いながら、自分を大切にしてほしい、自分に対する優しさを感じたら次は相手への思いやりに変えていく、それが「きく」からはじまるはつ小の学び にこめられた大きな意味です。

 はつしば学園小学校の教職員は、「すべては輝く未来に活躍する子ども達のために全力を尽くす」との強い思いを持って、日々の教育活動に取り組んでいます。学童期の大切な6年間を、保護者に皆さまと共に支援してまいります。来年4月には、はつしば学園小学校に入学し、新しい仲間となっていただけることを願っています。

一覧へもどる